イワシ

アンフォゲタブルのイワシのレビュー・感想・評価

アンフォゲタブル(1996年製作の映画)
4.0
死者の記憶を転移させる薬物を使い妻の死の真相を探るレイ・リオッタが次々と倫理を踏み越えていく様子を逐一行動で見せていくのが超面白い。注射、ピッキング、脳髄液の採取と突き刺すことにまつわるサスペンスを積み重ねておいてからのあの爆発で映画のテンションが一段上がる。

最後の脳髄液の注射で妻の死の瞬間がはっきり描かれるが、火かき棒で脳天を突き刺さされるという凄惨な殺され方。注射という身体に尖った先端を突き刺すことで辿り着いた光景が奇しくも突き刺さされる瞬間だったこと。管が注入されたままのレイ・リオッタが最後に映ること。
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