このレビューはネタバレを含みます
初回で観てきました。
この映画は、ジブリの歴史ありきの映画なので評価がどうのこうのでは無いと個人的に思った。
人間が何十年もかけてジブリという世界を作り上げたこと、それ自体が物凄い功績。
ジブリ作品があるこの時代に日本人として生まれてきて、本当に良かった。
"宮崎駿監督作品"日本でこれに勝る宣伝文句ってあるの!?
そして、あぁこれは宮崎駿作品は本当に最後なんだなと思いました。
大叔父様のつくりあげた世界は、宮崎駿監督が確立したジブリの世界と重なりました。
また、眞人もまた宮崎駿監督の幼少期と重なります。
あの世界は眞人から見た未来の世界なのではないか。
だからこそ、最後積み石や世界が崩れ落ちるシーンは涙が出ました。
完全に憶測ですが……↓
色とりどりのインコ達=ジブリスタッフ
インコの王様=鈴木敏夫さん
大叔父様=宮崎駿監督
色とりどりのインコ達が現実世界に出ると空へ羽ばたいていたのが、ジブリ出身のアニメーター達の旅立ちのように見えました。
荷物を背負ったインコは現実世界に出ると小さくなってしまい持ち出すことが出来なかった。
唯一あの世界のもの(記憶・石)を持ち出せたのは大叔父様の血を引く眞人だけでした。
私は宮崎駿さんが監督を務めるジブリの作品がアニメで一番好きだし、一生大切な思い出です。
ジブリで育った人には是非観て欲しい。