君たちはどう生きるかのしゅんぺいのネタバレレビュー・内容・結末

事前情報なしで見て、映画では自前で弓を作って、息子のことも〜さんと呼んで、宮崎駿がみていた世界とスマホを見てばかりのいまとでは何から何まで違い、こんな世界はいつから無くなってしまったんだと寂しく思います。

ゼロイチのアニメーションでファンタジーってなかなか昨今だとなかなか見れないし、何より面白かった。

キャラクターもいいですね。

こういう言い方をすると正しい見方ができているかは分からないが、分かりやすいくらいに宮崎駿の思いが散りばめられていて、、切ない。

積み木を崩れそうになりながらも積み上げて、周りには意味を持たない積み木の残骸、息子に毎日少しづつ積み上げていきなさいと言い、息子は積み木を一個持ち帰り、、最後には石が壊れてしまう。

個人的に宮崎駿が何かのインタビューで、自分の周りにいる人は才能ある人でも、ジブリに吸収されてしまう、と答えていた気がするんだが、ペリカンが新しい命を食べてしまうのはそう言うことなんでしょうか？

こう言う監督が最後になるかもしれない作品で自由に映画を作ってくれて、見れていると言うだけで、うれしい。前回の作品俺まだ12歳だし。