NANAMI

君たちはどう生きるかのNANAMIのレビュー・感想・評価

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
3.1

1️⃣初回鑑賞
2023/7/14公開初日 109シネマズ IMAX

2️⃣2回目鑑賞
2024/3/26 凱旋上映 109シネマズ 
英語吹替/日本語字幕版 

1️⃣
IMAXで後悔はない。
序盤は火垂るの墓を感じさせるような現実的な印象だったんだけど、アオサギで一気に150%駿ワールドに変貌していった…

ジブリ特有の聞き入るような生活音と音楽。
美味しそうでみずみずしくて、森の香りがしてきそうな絵力。

宮﨑駿監督作品をぜーーーんぶ混ぜて、ちょっと高畑エッセンス。のような作品だった。一切の番宣なしだったので、あえて何も情報を入れず挑んだけど、菅田くんと木村佳乃さんは前半で分かりました。
お父さんに関してはもぅ第一声で、え?ハウル?ってなっちゃったよ😅キムタクつよw

宮﨑駿監督の作品はいつも分かりやすくて難解🧐という不思議さが残るけど、今回の作品は難解が勝ってたなwww.
コレを面白い‼️と言う子供が居たら、是非その子と話してみたい。

個人的には産まれ来る事、そして死にゆく事。を軸に「きみたちはどう生きてんの?しっかりやってる?」と宮﨑流に問われた感じ。
今回の作品は大衆向けに作られてない。
宮﨑駿さんの頭の中を覗いたら、多分こういうことなのかなって。
もう一回観たいな。

2️⃣
どうしても英語吹替/日本語字幕が観たくて凱旋上映鑑賞🙌
うん。2回目ももちろん安定の難解w
でもなんか、不思議な事に2回目はすんなりと駿ワールドに浸れて、なんとなく何かが腑に落ちた感じでちょっとした安心感があったり。ムダに考察するより(どうせ天才の脳はわからん)ワールドに引っ張って貰っちゃった方がすんなり気持ち良い。
でもインコ🦜の意味はやっぱり分からんw

初めは戦火の中の日本から始まるから、いきなり英語だとうわっていう違和感あったんだけど、10分後にはもうクリスチャン•ベール
で、しっくりきてたw🤭
ハウルもクリスチャン•ベールだったのね。マーク•ハミルはムスカもやってるらしいw
ロバパティは知らなければ分からなかったと思う。菅田くんの青サギのイメージをそのまんま吹き替えてた感じして凄い良かった。
フローレンス•ピューはもぅどハマり😂

今回の米アカデミーは背景に戦争を背負った作品が多かった。ゴジラ、The Boy and the Heron、2作も同様で、その時代を生き抜く日本人の強さが描かれていて、そこが強く響いたのかなーという印象。


しかし英語吹替豪華すぎw

眞人    ルカ・パドヴァン
青サギ   ロバート・パティンソン
キリコ   フローレンス・ピュー
ヒミ    カレン・フクハラ
夏子    ジェンマ・チャン
勝一    クリスチャン・ベール
老ペリカン ウィレム・デフォー
インコ大王 デイブ・バウティスタ
大伯父    マーク・ハミル
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