このレビューはネタバレを含みます
ラスト涙が止まらず、一緒に観に行った母と2人で号泣、しばらく席から立てなかった。
私は大変に好みの作品でした。
前半の奇妙でシュールで、現実の残酷さとファンタジーと可愛いが入り交じった世界も、私の大好きなトンチキ変態ホラーみたいでとても良かったです。
ちなみにオープニング空襲のシーンですでに｢そう来たか｣とじわじわ涙が出てました。
宮崎駿監督の魂が見てきた景色、人生や心象風景の集大成を見せてもらいながら、その風景が自身の魂の、人生の、心の旅の風景と重なり、涙が止まらなかった。
火に包まれることは怖くない、だってあなたを産むから、私は帰ると笑顔で言うヒミ。もうダメだ、また泣けてきた。
エブエブ観た時と同じくらい刺さって泣けた。
ちっこいババア達もなんとも愛らしく、愛おしく、わらわら達も、もうとんでもなく可愛くて、愛おしくて、生まれ変わりに上へ行く、というのもまた良かったよねぇ…。
インコのフンまみれになるところもいい。
メタファーに溢れているので解釈は様々でいいと思うし、正解なんて無くていい。
画面の隅々まで魂がこもっていて
とにかく良かった。
監督の思い、願い、私なりに確かに受け取りました。
劇場で観て良かった。大変満足。
