このレビューはネタバレを含みます
宮崎駿という偉大な監督でありひとりの人間の男で、少年のようで老人の
見る
綺麗な言葉を選ぶなら夢、選ばないなら走馬灯を 可視化してもらった 見せてもらったみたいな映画だった
最新作で恐らく 少なくとも長編アニメは遺作で 新しいものだけれどずっと懐かしかった
この炎はハウル
この森はもののけ姫
この水は このパンは この父は この少女は
この老婆は
あらゆるものが懐かしかった
特に千と千尋と、風立ちぬを要所要所で思い出した
同じ時間を生きれて幸福だと思ったし
自分が愛するものを作ればいいのだと思った
わかりやすさを求められる今の時代にここまで言葉にせず人間の感情の機微や複雑さを描いていて流石…としか言えんです
