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君たちはどう生きるかの梗のネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

観た後に色々考え込むタイプの人は好きだろうなーと思った。まぁ万人受けはしないよね。
個人的な解釈としては、真人の希死念慮の旅なんだろうなぁと思った。
母を幼くして亡くした傷も癒えぬままに突然"母"となった他人、唯一の肉親に対しても弱音を吐けず、閉じこもる真人。そりゃどんなに幼くても死にたくなるよ…
自殺願望とまではいかなくとも、「死んだらお母さんに会える」という魔の手がアオサギの形を持って現れた。
でも、弟?の誕生や戦争で死んでゆく人々を見て、どうして人は生まれるんだろう?どうして人は死ぬんだろう?という、もっともっと深い思考の海に潜っていくことになる。
たくさんの愛を注いでくれた真人のお母さんにも、おてんば娘だった頃があって。今ではしわくちゃのキリコさんや召使いさんたちにも、若くて頼もしかった頃があって。会ったことのないご先祖さま、そのもっとずっとご先祖さまから脈々と受け継がれてきた命があって。そうやって、みんな生きている。
真人は希死念慮の渦から逃れられたんだろうか。わたしには分からなかった。けど願ってる、真人の行く先に光が待っていることを。

ここまで書いてみて知らない人のレビュー読んでみたんだけど、見えてる世界違いすぎ〜〜〜〜〜〜〜!? そういやワイジブリ作品劇場で観るのこれが初めてやんけ! そりゃ〜全然違う感想になって当たり前だわな‼️‼️ ガハハ‼️‼️‼️‼️
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