個人的になんとなく夏にジブリを観たくなることが多いのは、夏の持つ郷愁というか物悲しさと同じようなものを作品から感じるからなような気がしている。
小さい頃からたくさん観てきたジブリの最新作をこの夏に映画館で観ることができてよかった。
美しすぎる世界、音楽、
目にしただけで耳にしただけで胸がいっぱいになり涙腺が緩んでしまう。
正直全然意味は分からなかったところもあったけど、それもまた魅力で。
まるでとても長い夢を見ているような、ずっと不思議な浮遊感のなかにいた気がする。あ〜、なんか宮崎駿監督の頭の中ってこんな世界が広がっているのかも。とか思ったり。
そしてなんといってもラスト。
ジブリ作品のラストってわたしはどうしても胸がきゅーーってなってしまうのだけどなんでなんだろう。
これから大人になっていくなかで、この冒険のことも大切な友人のことも、どんどん薄れていってしまうのかもしれない。
現実を生きていくことを決めた眞人は、ポケットの石ころを握りしめてどんな風に生きていくのだろう。なんて考えていると自然と涙が溢れていた。
もう一度観たいし、色んな人の感想が聞きたい。
