宮崎駿がやりたいように作ったんだなと感じました。セルフオマージュたっぷり、自分の感性も好き勝手に詰め込んで、決して受け身で見ることを許さない。
前情報なしで映画を見れるって本当に素晴らしい。昔の名作映画をたまたま見つけて感動したときのあの感覚に近かった。受け取り方をこちらに委ねてくれたんだと思います。
何か気づきがあるのではと、後で本の方も読んでみました。
読んで、見て、我々は何を感じ取ったのか。苦しみや葛藤が人によって違うように、感動も人それぞれに違う。人それぞれに違う形で受け取り、その後どう生きるのかが重要なんでしょう。
物語の主人公がその後どう生きたのかすら描いてくれない徹底っぷり。
