Yucar

君たちはどう生きるかのYucarのレビュー・感想・評価

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
4.1
愛に溢れた作品で感動した。駿の未来の世代へのエールやメッセージをつたえる意思、正義感というか責任感というかを感じてちょっと泣けた。戦争の描き方へのケジメ感とか死への向き合い方とか、残酷だったり生々しい現実との向き合い方について曲げなかった人が曲げたところとか、母への素直な願望とか、死の世界をかくも近くに感じてるこの頃の心情とか。児童文学の世界や良質なアニメーションへの愛や尊敬、遊び心に感じ入った。ものがたりをものがたりのまま楽しんでもらいたいという願いとか。色々感動した。
わかりたがりの意味を追い求め正解の見方を知りたいみたいなそんな見方をすると楽しめなさそう。

以下ネタバレ
*
悪意にまどわされず善意をもって自分の好きに紡いでいき、世界をよりよくして欲しいと願っているのかなあと思う。
アオサギのインコ🦜変装笑った。
悪いのインコっていうのも。
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