そもそも事前広告をしない戦略に乗り調べる事なく鑑賞。冒頭のシーンや題名から戦争映画かと思い、色々考えさせられそうだなと開始直後にかなり期待が膨らむ。
が、ゆっくりとした疎開の場面から、突然千と千尋的な別世界へ突入。そこで時空を超えてる上に、朝や夜、お花畑や石畳など映像が飛んで統一感が無さすぎて、現実なのか回想なのか別世界なのかもよく分からない描写も。大叔父の空想などをイメージさせたいと言うあえての演出だろうが、結果全体的に伝えたい事も伝わらずに終わった。つまり考えさせられもしなかった。夏子さんを助ける事以外のストーリー性も薄い。映像美も過去のジブリを越えるものは無し。ストレートに言えば非常に残念。
