青空

君たちはどう生きるかの青空のレビュー・感想・評価

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
3.0
噂通り、駿さんの世界観がギュッと詰まった作品。
核であるあれこれは駿さんなりの設定があるんだろうなと思い流しつつ受け止めました。

千と千尋の後半でも唐突に感じ置き去り感を感じるタイプなので、今作だけが不可解とは思わなかったので驚かなかった。
好きでも嫌いでもないけど、あまりワクワク感が無くて、リピートしたり考察やインタビューを漁るほどの熱意は生まれなかった。

ーーー追記ーーー
皆さんのレビューを見て、モヤッとした部分やワクワクしなかった理由が少し分かった気がします。

あの世界の細かい設定が分からないことよりも、特に眞人の行動理由が分からなかったことが1番感情移入できなかった理由だと思いました。

あんなに避けていた継母のために冒険する理由。
口では「父の大切な人だから」というけど、継母を言い訳にして無茶をしている(逃避・自傷行為の一種?)のかな?と思うほど。
眞人がどれほど父親への愛情を感じているのか・人の大切なものを守る性格なのかも伝わらないので、尚更ずっと懐疑的に見てしまった。

当時はよくあったのかもしれませんが、母親が亡くなって1年後にはその妹と子を成していてイチャイチャしていることにもやっぱり抵抗がある。

大学時代散々アート系作品を見せられてきた(それで映画が苦手になった…)ので、
アート系作品としてはあまり驚きは無いし、分かりやすいストーリーという印象。

考えれば考えるほど私とは相性悪かったのかもしれない。
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