やっぱり私ジブリ作品大好きでした。
友達から難しいとかっていう感想を聞いてたけど難しさは私は感じなかった。
眞人まだ小学生やのにお兄さん達はたぶん戦争に行っちゃって、お母さんは火事で亡くなって、お母さんの妹とお父さんが再婚。お母さんが死んだのは分かってるけど、助けたかったしほんとは死んでないんじゃないかっていう気持ちがあったからPTSDの発作みたいなのもあったし、アオサギの誘惑に心惹かれる。弓矢を作って戦おうとするところ男の子って感じでかっこいい。
夏子さんは姉の面影がある眞人を息子として愛したいけどどうしても嫉妬心があることも、眞人が自分を母親と認めて甘えきれてないことも自覚して辛かったやろうし、それであっちの世界に引き込まれちゃったんやろうな。
アオサギ、ワラワラ、お屋敷のおばあちゃん達、インコ、ジブリらしいキャラクター達ほんまかわいかった〜！キリコも千と千尋のリン思い出した。
お父さんおもろいくらい単純やけど、家族への愛はまっすぐに大きくて良いキャラ。
ヒミが自分の世界に帰っていく時の眞人との会話でガバガバ泣いてしまった。
あっちの世界でヒミが焼いてくれたパンを食べて一緒に過ごせてよかったし、新しい夏子お母さんは救うことができて、眞人はきっとお母さんの死も新しい家族も受け入れられたよね。
あっちの世界は13個の積み木を積み上げることで作られてるけど、たぶん今私たちが住んでる世界だってそんなもんで、危なっかしいバランスでグラグラしてるものなんじゃないかなとか考えたり。
時の回廊では、ドアを開ければその時に行き来できたけどそんな風に今は亡くなった人とか若かった時の誰かと会えたらいいなとか。
宮崎駿さんの頭の中すごいなぁ。余韻で珍しく長い感想を書きました。
