音楽が良い。
少年の身に起こることは結構大事件だと思うのだけど、彼はなぜだか常に冷静で淡々と進んでいく印象でこちらもあまり感情の起伏がなく受け入れていった感じ。
何かを提示された気がするし、そうでもない気もする。
その正体はつかみきれず。
問いや答えがいつも簡単に向こうから与えられるもの、そもそも必ず存在するものとは決まっていないということか。
ただ言えるとするならば
わかった気になるよりも、そんな中で自分は何を感じ、選び、進むか。
見終わったあとはぽつぽつ、ぐるぐるとした思考。タイトルが違ったらこんなことは考えないはずだが。
この作品も、時を経てからまた違う感じ方ができたら、、いいなあ
今の監督と同じくらいになったときに。
ワラワラは癒やし。