このレビューはネタバレを含みます
今更ながら観ました
これ劇場で観て本当に良かった〜
難解なのかと少し構えて観てたけど自分が思っているより私はジブリ脳だったのか、驚くほどストンと自分の中に落とし込めた作品でした
色んな作品のオマージュぽい所がたくさんあってナウシカとか千と千尋をドキドキしながら観てた子供の頃を思い出して嬉しかったです
大叔父の後を継ぎ自分次第で世界を良くも悪くも出来て思うままに生きられる楽園を選ばず、夏子さんと現実世界に帰ってくる眞人はきっと素晴らしい人間になるだろうな…
あの歳で自分の悪意に気づけるかね
ヒミは森の奥で消えた幼少期のお母さんで、その消えた1年間のどこかで眞人と出会ったっていう時系列でいいのかな？
この感じ幼少期のハウルとソフィーが出会うのと似てるな〜と思った！
あっちの世界で眞人と出会えた事で未来に生きようと思えたヒミがあの後現実世界にちゃんと戻ってきて、何十年後かに眞人を産むって感じかな
亡き妻の妹と再婚するのは今ではあまり考えられないけど時代的に身内同士での結婚はそこまで珍しくなかったんだろうなと思う
この作品を観て自分がどう生きるかで世界は汚くも美しくもなるし、自分が思った通りになる世界なんてただの積み木のようにつまらないしどうせ崩れてしまうのならどうなるか分からないジェンガのような人生を生きたいかな〜
菅田の青サギはジブリ観て研究したんかなってくらい良かったし、青蛙とかカルシファー的な役どころを見事に演じ切ってたと思う！
ここまで自分なりに解釈してみたけどパンフレット未読なので家に帰ってなんとなく答え合わせしてみようと思います！
やっぱり宮崎駿さんの描くジブリが大好きなので引退してほしくないよー！泣
追記：パンフ読んだけど駿さんの自伝でもあること以外は何にも解説無くてほぼ画集だった…
大叔父＝創造主＝宮崎駿さんなのかなとも思いました
