このレビューはネタバレを含みます
ダウン症が当たり前の世界に生まれたダウン症ではない少年が主人公。彼の苦難を描くという強烈な設定。
主人公は周りにできないことができる。それを周りは特異な目で見つめる。自らの得意分野を見つけて社会に馴染んでいく。
Chromosomeが欠失していると表現されていたのが印象的。そっちから見たら確かに欠けてるのはこちらの方だとやけに納得。
24◯間TVのような感動ポルノを痛烈に皮肉っており苦笑いが止まらない。
タイトルのDOWNSIDE UPはUPSIDE DOWN=逆さまをさらに逆さまにしている。多分ダウン症ともかけている。よくできている。ストーリーはシンプルなので、英語字幕でも普通に観れた。