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新文芸坐オールナイト上映2本目
寝言も言わないし寝返りも打たない。眠り病と呼ばれる病にかかった人達しかいない病院で出会った女性二人のお話。
まず、寝言も言わないし寝返りもうたないが、普通に起きる時>>続きを読む
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新文芸坐のオールナイト上映1本目
初アピチャッポンというか初タイ映画なので緊張したが、その緊張をぶち壊す意味不明さ。
ジャンルはおそらくファンタジーである。余命わずかなブンミの元に、死んだはずの妻>>続きを読む
この映画の流行をきっかけに「クリムゾン・タイド」が製作されたという潜水艦映画の先駆け的存在。
「クリムゾン・タイド」ではアメリカの潜水艦内部での争いがメインだったが、本作ではレッドオクトーバー(>>続きを読む
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去年の11月にU-NEXTでレンタルして、なぜか記録してなかった(多分相当喰らってたから)が、「エル・スール」を鑑賞して雰囲気があまりに本作に似ていたのと、「異人たち」を観てポール・メスカルを見比べた>>続きを読む
核ミサイルを搭載したアメリカの潜水艦「アラバマ」の中でのヒューマンサスペンス。
ロシア右翼軍は反乱によってロシア国家の核を奪い日本とアメリカに発射を宣言。アラバマに総司令部から届いた無線は通信不良で「>>続きを読む
ブックオフで3000円で売られており、「面白ければ元は取れる」と思い購入。鑑賞後この映画に対して3000円という値段は安いと痛感している。
監督トニー・スコット(2012年没)と脚本タランティーノに>>続きを読む
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極限まで面白くした世にも奇妙な物語という感じ。
若葉竜也が気怠げな青年役というだけで良作だと予感できるが、今回はタイムリープものということでどんな化学反応が起きるのかと期待を胸に鑑賞。しかも敵役は伊>>続きを読む
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マレーシア出身、日本を拠点に製作を行うリム・カーワイ監督が、慣れ親しんだテアトル梅田の閉館に伴い、全国のミニシアターを巡る旅を収めたドキュメンタリー。
ドーナツカフェを兼ねた映画館や、93歳のオーナ>>続きを読む
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コラボMVや「ANIMA」「JUNUN」を鑑賞した流れでジョニー・グリーンウッドの楽曲提供で有名なポール・トーマス・アンダーソン長編に手を出した。
サイエントロジーという実在の宗教がモデル。
正直期>>続きを読む
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ギャガ・アカデミー賞受賞作品特集上映@高崎電気館
二十歳くらいのときに3〜4回見た作品。
当時は同じ監督の作品を掘り下げるとかは一切していなかったが、違う文脈から「トレインスポッティング」を鑑賞し終>>続きを読む
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ダウン症が当たり前の世界に生まれたダウン症ではない少年が主人公。彼の苦難を描くという強烈な設定。
主人公は周りにできないことができる。それを周りは特異な目で見つめる。自らの得意分野を見つけて社会に馴>>続きを読む
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最初はいつ観たか忘れたが、程よくストーリーも内容も抜け落ちてたところでリバイバルの知らせが入り初日にムービックスへ。
劇場で見るのは初だったし、ギミックが面白いから映画館でもそこまで映え方は変わらな>>続きを読む
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高崎電気館の企画する「ギャガ・アカデミー賞受賞作品特集上映」初日に鑑賞。高崎芸術劇場でオーケストラを観る予定があったが、4/20で国内の上映権が切れ、またサブスクリプションからも姿を消してしまうという>>続きを読む
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Radioheadの音楽的な柱を担う天才、ジョニー・グリーンウッドがインドに招かれ現地でレコーディングする風景をとらえたドキュメンタリー。
ドキュメンタリーといってもほとんどが演奏シーンだが、もう圧巻>>続きを読む
MVだがフィルモグラフィにあったので一応記録
初見ではないがANIMAと同じポール・トーマス・アンダーソン監督というのは知らなかった。改めて鑑賞するとまた違った印象。
アクションカットで様々な場所に>>続きを読む
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50歳のトム・ヨークのダンスを拝みながら、アルバム「ANIMA」から「Not the News」「Traffic」「Dawn Chorus」の三曲が流れる。
アルバムは知っていたが、ポール・トーマス>>続きを読む
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ヴィクトル・エリセの50年ぶりの新作映画。
映画を作れなくなってしまった映画監督が、失踪してしまったかつて自身の映画に出演した俳優を探すお話。
主人公はヴィクトル・エリセ本人が投影されており、こんな>>続きを読む
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ヴィクトル・エリセ2作目
資金不足により後半部分の制作が叶わなかったとのこと。
父親を理解しようとする少女の心情この上なく美しく描写している。
カリオコって結局どういう意味かわからないけど、お父さ>>続きを読む
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ジャズピアノ界の巨人、オスカー・ピーターソンの生涯を描いたドキュメンタリー。
ビリー・ジョエル、ジョン・バティステなどの巨匠のインタビューも多く楽しめる。
名前はもちろん有名だが、演奏シーンを観て想>>続きを読む
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夕陽のガンマンに続けて鑑賞。
「続・夕陽のガンマン」というタイトルから、「夕陽のガンマン」の続編かと思っていたが、大きな勘違い。両者が共有しているのは俳優と世界観のみで、クリント・イーストウッド、リー>>続きを読む
ドル三部作4Kレストア上映、手術見学予定がなくなりなんとか行けた。群馬県はお昼にしか上映してないのどうにかして欲しい。
実はクリント・イーストウッドを拝むのは初めて。父からの猛プッシュもあって、観な>>続きを読む
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ハートフルな話を想像してたけど思ったより芸術性の高い作品だったし、それにしては軽く観終えることができた。
フランケンシュタインの巡回上映を観た少女の中で揺れ動く死生観が語られる。といっても特に大きな>>続きを読む
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現在公開中の「オッペンハイマー」と同じく、原爆開発の過程を描いたヒューマンドラマ。
本作はオッペンハイマーではなく、クローブス将軍の視点がメインであり、自分の立場のために原爆開発にこだわる姿勢が描かれ>>続きを読む
個人的にこちらの方が脚本とキャラデザが好み。
やっぱりこっちも2時間のアニメにするんじゃダメだったのかな。
展開が早いのはいいけど、感情移入できないまま進んじゃって俯瞰しちゃう気がする。
地図を書く>>続きを読む
太正浪漫×サイバーパンク
個人的に大好きな要素が組み合わさって、とても素晴らしい体験だった。
普通に2時間のアニメにしちゃえばいいのになぁと思った。
続きがありそうなのでみんな観に行ってお金を落とし>>続きを読む
最初の感想。長い。
もちろん2時間半は普通に考えて長いんだけど、それに対して衝撃の37カット。
普通に歩いてるシーンとか、数秒で済みそうな描写を数十秒、下手したら数分かけて見せつけてくる。
パンフレ>>続きを読む
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秒速5センチメートルを劇場で鑑賞したまま家で鑑賞。こちらも手をつけてなかった。
恥を捨てて言えば、雪乃先生が直球ど真ん中でした。主人公に感情移入しまくりました。
秒速よりも秒速で観終わりました。あり>>続きを読む
桜前線特別上映・初鑑賞
ネットで何度もラストシーンだけ観てしまっている本作。だからといって感動が軽減するなんてこともなく、がっちり掴まれた。
風景は噂通り最高の綺麗さだけど、キャラクターのデザインは>>続きを読む
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どんでん返しものとして紹介することがネタバレじゃね問題あります。
まあセブンの印象が強すぎてケビンスペイシーがどうしても悪役に見えるってのもあるんだけど。
ラストに刑事が壁をみてファ?!ってなるシ>>続きを読む
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ノスタルジアに続けてシネマテークたかさきにて鑑賞。ノスタルジアで意識が半分持っていかれたがこちらは終始完全覚醒。エンターテイメントとしてもヒューマンドラマとしても社会派映画としてもおもしろすぎた。>>続きを読む
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初タルコフスキー
圧倒的映像美
冒頭に修復作業は〜で行われたみたいなテロップが流れて「オオカミの家」がよぎったけど今回は事実を述べている。
水を印象的に使う監督だと聞いていたが、本当にその通りで、心>>続きを読む
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映画秘宝読んでたらチラッと出てきて久しぶりに観たくなり鑑賞。
1回目は意識してなかったけど、退役軍人のメンタルヘルスとか、歪んだ正義感とか、色んなテーマが浮かんできて楽しめた。
どうやら本作は「イ>>続きを読む
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実在するプロレスラー一家に起こる悲劇を描いたヒューマンドラマ。
プロレスは全く無知で、システムもあまりよくわかってないが、筋肉だるまと化したザック・エフロンを見たくて鑑賞。
プロレスなんて一ミリも知ら>>続きを読む
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ジョニー・デップの最高傑作という意見も納得の作品。
他の作品と比べても芸術色の強い映画だった思う。
なんと言っても音楽。ニール・ヤングが冒頭からかかるという贅沢。映画館で観た人が羨ましい。
ストーリー>>続きを読む
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2回目。
キャストの華や、役の置き方、バランスを考えても納得の良作。
個人的にはオムニバスに見えて全部繋がってるみたいな話が好きなので、時間とタクシーという設定だけで繋がってる本作は少々物足りない。>>続きを読む
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今のところジャームッシュ映画で1番好きかも。
三つの物語の交差の仕方が本当にオシャレだなと感服させられた。
ストレンジャーザンパラダイスで劇中にかかったスクリーミン・ジェイ・ホーキンスがホテルのフロ>>続きを読む