2024/3/5 鑑賞。
けっこう面白かったけど、たぶんいろいろ外野が口出して焦点がボケたんじゃないかといった雰囲気があって、そこが微妙かな。このマダム・ウェブっていう人、未来が見えるだけで何か特殊な武器があるわけではないので、アクションシーンが迫力不足だったり、あんまり勝てそうな感じがしなかったり、なのでそこにこんなに長尺あてる必要ない気がするのよね。最初は寄せ集めだった女の子たちとの友情とか、同僚たちとの同胞感・使命感とか、親とのエピソードとか育ってくる過程でのエピソードとか、もっと描きたいことがあったんじゃなかろうか。ダコタ・ジョンソンって、まったくアヤシゲ感ないので、最終形態には違和感があるが、そういったことを描くための、"若かりしマダム・ウェブ"にはとても適任だと思うのよね。ちょっと"活かしきれていない感"がありました。
ま、それでもちゃんと面白くしているのは立派。
