chibiaya

シティーハンターのchibiayaのレビュー・感想・評価

シティーハンター(2024年製作の映画)
5.0
アクションもコメディももっこりもちゃんとあって、何より新宿に獠と香が、槇ちゃんが、冴子さんが生きていて、それぞれの心が震えているのがびしびし伝わってきて泣きました。
そんな大好きなシティーハンターを観ることができて嬉しい!!

俳優さんたちの演技がすごくてとても繊細で、表情の一つ一つから背景や感情を物語っているし伝わってきて何度も涙が出た。

原作お好きな方はより深くいろんなものを感じるのでは。。
獠の立ち姿だな…って思うところがいくつもあり、すごい熱意と責任感が伝わってきた。

原作の、それぞれの人の信念や心とその動き、人が出会って変化したり変わらずに持ちながらも誰かと、あるいは何かにつながっていける素敵さが描かれているところが大好きだしコアの部分だと勝手に思ってるので、
今回の映画ではその部分や、それぞれの心の根っこの部分とか関係性がすごく伝わってくる物語や演出になっていたことがとっても嬉しかった!

アクションもホントにすごいのだけど、それだけのことができる獠のすごさや過去の体験が垣間見えたり(槇ちゃんのアクションもよかった!)、獠と槇村、獠と香、そして冴子のそれぞれの心や関係性がアクションにもギャグにもツッコミにも現れていて、そこにも私の思うCHのコアな部分が見えたように思う。
だからこういう表情するよね!こう言うよね!こんな動きだよね!くぅ〜!!みたいな。

予告編を観た時の「原作のエッセンスが詰まってる!」ってワクワクしたものがちゃんと映画の中にあったように思う。

ネトフリ版としてしっかり制作されたことが、むしろ原作へのリスペクトだと思ったし、アニメへのリスペクトも感じられた。仏版にすらも。
鈴木さんの獠、森田さんの香、安藤さんの槇村、木村さんの冴子がここにしっかり生きてた!
森田さんの中に伊倉さんを感じて嬉しかった!!

観た後は
これが『始まりの物語』として、獠と香が新宿でこれから生きていくんだなー!!これからどうなっていくんだろう!観たい!!ってワクワクした!!

あぁー!早く続きが観たい!!
制作してほしい!!
#シティーハンタープレミア
#Filmarks試写会
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