igahosokunatta

シティーハンターのigahosokunattaのレビュー・感想・評価

シティーハンター(2024年製作の映画)
3.4
獠の胸筋が、まじで獠だった。すごい
(冴羽リョウの獠の字、常用漢字じゃなかったんけびっくりー
香の走る時のダサい感じが香でよかった
てか芝居うまかった
槇村よっっっわ!!!!!!
てか海坊主どこにおった?
全体としてもBGM頼りなかんじ。頼れてないけど

原作好きからする気持ち↓
リョウはもっとガチのときともっこりのときの落差が欲しかったし、香はプラスのパワーが欲しかった、ネガティブモードなりすぎ、
あともっとリョウは、香に銃を持たせることや人を殺すことに対して頑なに許さないで欲しかった
ストーリー全体としても、絵に描いたようなお話で物足りない、、
シティーハンターの醍醐味は、日常のなかにある地に足ついてる悪たちとのドンパチがあって、そこに生死が隣り合わせ、な状態でくだらない下ネタが寄り添うことによって生み出されるハーモニー。笑
だと思ってたので、
まあ2時間以内に収めるとしたら妥当なストーリーではあるけど、なんか香のバックボーンが見えなさすぎん?兄貴との関係性をもっとちゃんと見せて欲しかった。

あと、危険薬が核心にあるって気づいて、なんでリョウ手を引かんかった??
別にメリットある仕事じゃなくない?リョウのイメージには堕落がもっとあって、受ける仕事受けない仕事の線引きがもっとあるはずで。あまりメリットがない(自分の生活に関わってたり、もっこり目当てだったり)ことにはむやみに手を出さないと思うんだけど、、まあ時代設定が現代だから、この社会に対してだいぶ正義感をもっているリョウってことになるんかもしれんけどー
リョウと槇村の関係性もめちゃうすで物足りなかった
世界観がいまだからこその国を跨いだ壮大ストーリーなんだろうけど、現実感なさすぎて序盤引いてしまった。敵のアジト?も敵の服装もリアルからかけ離れすぎてね
美術めっちゃすごかったけど、え?ありえんくね?が先に来た

わたしフィリップ・ラショーのフランス版のシティーハンターが大好きなので、断然フランス版推しなんだけど、
あれがよかったのは、二時間尺で収めるためにちゃんともっこりバカとかっこいいガンアクションに振り切ってたところだと思う。緩急の振り幅があった。
今回はちょいもっこりとめっちゃかっこいいアクション、てかんじで偏りがある。行ききってない。このテンションでやるなら連ドラで作らんと飲み込めない〜と思った。コンプラの圧力?「エンタメ作品」のパッケージ感がとてもある、、

でもラストのLOREの倉庫?のなかのアクションもろもろは照明美術あいまって、めっちゃかっこよかった!カットの移り変わりとか、ズームよっていくのとか韓国映画感あって見応えあった!あとシンプルに香の顔が韓国映画っぽい
あ!あとコスプレイベントのときの、スコープのなかでリョウが銃もってこっちみてるカット!!!あれはとてもよかった!!!!!

まあ原作の漫画のボリュームを求めてしまうのは違うのだけど、どうしてもそのフィルター通して見てしまうよね。しょうがない、
きのう新宿いったから余計トー横こわいなーとおもた
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