このレビューはネタバレを含みます
アーサー・ビショップ(ジェイソン・ステイサム)は“メカニック”としての育ての親ハリー(ドナルド・サザーランド)を手にかける。父親への復讐心からハリーの不肖の息子、スティーヴ・マッケンナ(ベン・フォスター)がアーサーに弟子入り。よくあるスティーブのメカニックとしての、いわゆるビルディングスロマンかと思いきや…。ラストで、これはアーサーのビルディングスロマンだったのだと気付かされる。自分の心の弱さの象徴がスティーブで、その弱さを摘み取るために彼を引き受けたのだと。久しぶりに『野生の証明』が観たくなった。こちらは王道、育ての親に感謝系。そういえばドラマ『ストレートニュース』も。