2が微妙だったので、見るか迷ったけど、映画館で見てよかったです。
テンポ良く話が進むので、ダレるところも無かったし。ただテンポが良すぎて、紫夏の話は大分端折られてた&政が大人（吉沢亮が演じてる）なので、漫画とは受ける印象が大分違った。
映画は映画でウルっときましたが、漫画は号泣したからなぁ、このエピソード。
原作では、紫夏が子供の政に向ける母性みたいなもののおかげで、政は立ち直ったと思ったんだけど、映画は太后も出てこないし、政が誰からも愛情を向けられなかったとか、そういう部分を一切排除してるから、なんとなく励まされて政は復活しただけな描写になってる、気がする。原作を読んでるわたしは、脳内でその辺補完して感動したわけですが、映画しか知らない人は、紫夏が命をかけてまで政を守った理由がよくわからないのでは？
まぁ、ここは政を語る上では外せないエピソードだからやらないわけにはいかないし、そつなく上手く綺麗にまとめたって感じでした。
後半は秦VS趙の戦いがいよいよ始まります。そういえばこの辺で李牧出てくるな〜と思ったら、李牧…。出てきました…。ネームバリューのある俳優さんっていったら限られるし、まぁ、妥当かな？とも思ったけど…。うーん、合ってるのか？心の中で笑ってもた。でもびっくりしたから、ネタバレ踏まずに見れてよかった笑
王騎将軍の大沢たかおは流石すぎて、やっぱりすごいなぁーと。漫画からそのまま出てきたような感じなのに、違和感が無い。笑い方とか話し方とか、アニメとは違うがアニメの印象も壊さない。今回、王騎将軍の第一声とかめっちゃ鳥肌立った。本物がきたー！って感じで。
だから余計李牧が軽く感じたというか…。
これに負けるのかぁ…。
不満がないわけではないけど、めちゃめちゃ酷いアラは無いって感じで、楽しめましたし、早く4が見たい。多分そっちが本番なので、絶対面白くないわけがないと思う。
ただ、下っ端兵たちの衣装はあんまり気にならなかったけど、将軍とか（馬に乗ってる）上の方の人たちの甲冑とかもうちょっとどうにかならんかったのか？特に趙軍。めちゃめちゃコスプレ感満載だった。
