Ken

ゴジラxコング 新たなる帝国のKenのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「ゴジラ×コング 新たなる帝国」


最高だね!!
こういうの好きよ!!
人間は最小限、怪獣メインの
友情バトル不良漫画のような
楽しい映画!!


展開的にも次々と新しいことが起きるので
飽きることはなかった!
ストーリーも思ってたよりは中身があって、次々に明かされる新たな脅威についてとそれに備えるゴジラの生物的行動が結構面白かった。
物語構成も右肩上がりで徐々にボルテージが上がっていくのが観ていてワクワクが止まらなかった。
ゴジラの放射熱線のように溜めて溜めて溜めて最後の決戦で解放される。
シンプルに観ていて楽しかった!!


セリフが圧倒的に少ないのがよかった!!
怪獣たちの表情と素振りだけで感情や怪獣同士の意思疎通が手に取るようにわかる。
地球が舞台だけど主役は怪獣達。
正真正銘の怪獣映画である!!
バトル漫画のアクションシーンのセリフの少なさに似たものを感じた!


ちょこちょこ笑顔になるシーンが挟まれいるのも良い感じのスパイスになってた。
ミニコングをヌンチャクのように扱うコングや悪口が止まらないパイロットの死亡フラグ、そしてゴジラの新しい寝床(笑)。
その他にも、数少ない人類側のメインキャラクターの、トラッパーとバーニーの個性もなかなか輝いていてよかった!


○まとめ

頭空っぽでも楽しめる映画だった!

ナワバリ意識や危機察知能力が語られていて、あくまでも生物学的に人間側はゴジラとコングなどの怪獣を捉えているのも,興味をそそられる要素だった。

欲を言えばモスラの姿が少し違和感だったのと、ゴジラのテーマを一度でも良いから聞きたかった...(使用料高いんだろうけど)

コングメインのストーリーではありながらもゴジラを蔑ろにしない、むしろ最強として描写されてるのもテンション上がった。

まぁ全体的にスピード感もあって迫力もあって単純に面白い作品だった!!

不良漫画で例えると
ゴジラもコングも普段は一匹狼の番長で
いつも喧嘩してばかりだけど、新たな敵に勝てないコングがゴジラに助けを求める。
でもゴジラは縄張りを犯してきたコングにブチギレ、殴り合いの喧嘩になる。
しかしそこで登場するのがヒロインのモスラ。モスラの一声で二人は喧嘩を止め、手を組み、共通の敵であるスカーキングとその子分達をぶちのめす。
っておもろすぎるやろ。
不良漫画の激アツ展開を怪獣でやってる感じ!!
Ken

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