このレビューはネタバレを含みます
待ちに待ったハリウッド版ゴジラの最新作。
ゴジラ好きからしたら、いろいろ耳に入ってくる情報を我慢しながら待つ（ゴジラvsコングの時は酷かった…YouTubeでメカゴジラとのバトルシーンダダ漏れだったもんな…それを観てしまう自分も悪いけど…）。
で、評価しまーす。
まずは映像（スケール、迫力）は流石ですね。ゴジラ−1.0が評価されてるとはいえ、それは費用対効果の話であって、やはり何十倍もお金かけてる（しかも人件費はかなり安いはずだし…）モノには足元にも及ばんよね…。
その安いはずの人間パート…まぁ少ないとは聞いてたし、それで良しとも思ってたけど…個人的な感想とすれば、逆に長く感じる。これは後に話すけど、物語の内容のバランスの問題。
ゴジラパートが少ないのも（勿論）聞いてたけど、まぁいいんじゃないのかな…今回はマルチバース猿の惑星という事で（みなさん思っただろうけど、予告編の猿の惑星を観たら、どっちがどっちか分からんよーになるよね💦）。
ま〜、ここまでは良くも悪くも否定的な話ではない…バトル映画としてはサクッと観れて、スカッと映画のスケール楽しめて、それなりに面白いから…。
ゴジラが走るだの、ダイブするだの、ピンクだの…挙げ句の果てにブレーンバスターだの…我慢しちゃる。ある意味昭和ゴジラのオマージュでもあるしね。
ゴジラファンて2種類いると思うんよね…怪獣バトル楽しくいこーよ的なタイプと、オリジナルゴジラやゴジラ−1.0のように恐怖を頂点とするタイプ。
どちらが正しいと言う訳ではないけど、絶対に欠けてはならない事が１つだけある（個人的な意見ですよ…）。
それは…敵が常に最強である事❗️
そう…今回はそこが最悪…敵が弱すぎる、残念な事に…。期待したシーモも（名前からして…強そうじゃないもんね…）、ケンカしたら身体もデカいから強いけど、でも実は大人しい草食動物です〜だし…（シーモ…実はあのギドラと闘って氷漬けにして勝った怪獣、とかにすれば良かったのにね…あーでもビジュアルも強そうじゃないもんなぁ）。
だから、せっかく最小限にしてるはずの人間パートも、そこまでしてこのレベルかいって…バランス悪く思ってしまうよね。モスラを復活させたり、カスタムゴングのパートがほぼの人間パートだけど、あの相手に必要か？
やっぱさ、ゴリラと虎（熊？…イメージね強さの）には、相手は蘇ったサーベルタイガーでなきゃならんやろ‼️
…的な（ゴジラマニアからみた）残念な映画。
でもゴジラDNAのない人からしたら、結構楽しめる映画…かな？実際、娘がコナン以外のデート映画のオススメ聞いてきたから…勧めちゃったよ💦
