ゼロ

アイスクリームフィーバーのゼロのネタバレレビュー・内容・結末

アイスクリームフィーバー(2023年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

この映画を映画館で見れたことを凄く誇りに思う。大好きな映画で4週目なので感想を残す。
ユリを目当てで見に行ったけど結局数週間里帆さんが頭から離れず沼落ち、現在はオタクと化しました。
言葉には出来ないけど里帆さんに、作品に、無性に惹き込まれて「氷菓子」が流れた瞬間初めて映画で涙が溢れてきたのが忘れられない。

世界観、撮り方、音楽、小物。
それももちろん大好きだけど、どこにでもありそうな出来事で、どこにでもいそうな特別すごい訳でもない普通の人たちの小さな偶然や愛が素敵だった。
あまりこういう見た人自身でストーリーを捉える物語が苦手で千原監督の言っていたことが4周目にしてやっと理解ができた。

"忘れてしまうくらいの夕立ちのような存在になりたい"と言った佐保に対して"ずるいなぁ" "貴方はそれで満足かもしれないけど菜摘さんは忘れらんないと思いますよ"と答えた貴子ちゃんが悲しい。
菜摘さんからしたら気持ちを伝えないままバイトを辞めた貴子ちゃんは同僚という関係でしかなくて、過ごした時間が短くても恋をして消えてしまった佐保の方が心に残る。

優ちゃんが銭湯を辞めてしまう理由を聞くシーンがかなりツボ。

賛否両論あると思うけど私は大好きな映画。
ゼロ

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