原題/英題『La Brigade / The Kitchen Brigade（≒ キッチン団/旅団）』
一流レストランのスーシェフとして働くカティ（オドレイ・ラミー）が、スターシェフのライナの威圧的な言動にブチ切れ、店を辞めてしまう。
やっと見つけた職場は、ロレンゾ（フランソワ・クリュゼ）が運営する移民の少年たちの自立支援施設の食堂のキッチン。
自身の店を持つ計画があるカティは、渋々働き始めるが、まともな器材も食材もなく、少年たちは缶詰のラビオリが好物だという。
前途多難な状況の中、少年たちと交流していく中で、互いに大きな変化が生まれていくお話。
フランスでは、同伴者のない移民の少年は18歳までに就学/就労できないと強制送還の対象となってしまう。
誕生日が分からない少年も多く、彼らは骨の検査から年齢を推定されるというシーンも出てきます。
そんな移民の少年たちを調理師として育成する活動をしているカトリーヌ・グロージャン(Catherine Grosjean)という女性にインスパイアされたという本作ですが、全体的に浅め&スピーディな展開で心に残りにくいのがちょっと残念。
予告編
https://youtu.be/4PoHUTTcG5k
