こういうテイストの作品って「優秀だけど人格に問題があったり報われないシェフ×家族愛・恋愛」を題材にすることが多く、大体最後はハッピーな気持ちになれるから純粋に楽しめるんですよね。
本作もその気持ちで行ったのですが、どちらかというと移民問題に重きを置いている印象です。
日本で生きると肌で感じられるほど移民問題を感じることがないからか、あまりその部分に共感することはできず、なるほどなーと思いながらの鑑賞となりました。
ラスト前はナイスな切り返しで笑えましたが、全体的にはバランスが取れてないかなーと思いました。