キモサベ

ウィ、シェフ!のキモサベのレビュー・感想・評価

ウィ、シェフ!(2022年製作の映画)
3.3
あくまでも、たとえですので悪しからず
ハリウッド映画を“分厚い”ステーキだとします
それを毎回じゃ、飽きるし、栄養も片寄ってしまいます
ときには、“ギトギト”してない、見た目で何か幸せな気分にさせてくれるフランス料理(映画)にも目を向けたいです
すみません、前置き長くなりました
何せフランス料理(シェフ)の映画だったものですから

オーナーシェフとそりが合わず、さっさと店を辞めてしまう主人公の女性シェフのカティ(オドレイ・ラミー)
次の仕事は、移民の少年たちを預かる施設の料理人・・・気乗りのしない彼女でしたが、次第に施設の置かれている現状を目の当たりにし・・・

典型的な“気付き”のドラマでした
実力世界を生き抜いてきた“自負”の塊のような主人公が、“他利他欲”のため心血を注ぎます

フランス映画、そしてそこから感じられる作風などからいくつかの作品が浮かびました
「大統領の料理人」(12年)
「最強のふたり」(11年)
「スペシャルズ! ~政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話~」(19年)
・・・です
いいですね、たまにはフランス映画も
キモサベ

キモサベ