とてもよくできたお話。
本上まなみさんの声が優しくあたたかい。
伏線が張ってありなるほどそこがそうつながってくるのかと。
ほっこりあたたかいだけではなく切なく考えさせられることも。
華やかに繁栄して愛されたおもちゃ工場が衰退していく姿にじわっとする。
おもちゃ工場でそれぞれがそれぞれの適正の担当につきイキイキと働いていたのにだんだん無理がきてしまい負担になってしまう、なぜそれほどまでに「くまこうじょうちょう」はみんなに無理を強いてきたのか、にも理由があったりして人間社会にも当てはめられて考えさせられる。
ロボットが支配し始めたシーンはドキリとする。
しろくまの思い出のくまさんのくだりは涙なくしては観られないがそこもしっかりつながってきていてすごいと思わされる。
もう1回観に行きたいぐらい。