オーウェン

バッド・ティーチャーのオーウェンのレビュー・感想・評価

バッド・ティーチャー(2011年製作の映画)
2.6
キャメロン・ディアスが悪女役に挑むコメディだが、題材がドラマの方が彼女は合っている。
「バニラ・スカイ」しかり、「マルコヴィッチの穴」しかり。

玉の輿しか狙わない女教師が狙いを付けたのが新任の代理教師。
元カノが巨乳なのを聞いて豊胸手術を試みるが、その費用を稼ぐため生徒たちを出汁にする。

色仕掛けだけというのが気に掛かるし、子供たちには時に明るく接するなど、ディアスのキャラが何か中途半端な印象を与えていまいち弾けない。

笑うというよりもディアスの奔放さが出ただけの映画に思う。
そのくせラストは不思議と納得させる。

ディアス好きならいいだろうけど、それ以外の人には退屈だろう。
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