富樫鉄火

唯一、ゲオルギアの富樫鉄火のレビュー・感想・評価

唯一、ゲオルギア(1994年製作の映画)
3.5
#86
第1部は眠ってしまったが、第2部、ソ連構成国となってからは、抜群におもしろい。
シュワルナゼ本人が登場し、回想するのも驚いた。
また、政治の話だけでなく、ジョージア特有の複雑な男声合唱の解説部分なども、おもしろかった。
第3部、ソ連崩壊~内戦は、故国がなくなってしまうのではないかとの、イオセリアーニ自身の内面の焦りが伝わってくるようで同情しながら観た。
しかしまあ、とにかく長い映画で、座席がゆったりした下高井戸シネマで観て正解だった。
富樫鉄火

富樫鉄火