いぇーがー

バトル・オブ・サブマリンのいぇーがーのレビュー・感想・評価

バトル・オブ・サブマリン(2022年製作の映画)
3.2
未体験ゾーンの映画たち2023で鑑賞
祖国がナチスによって侵略されたため、英国に脱出したポーランド海軍の潜水艦「オジェウ」の最後の航海の姿を描いた作品

ミリタリーオタという視点だと、良くも悪くもリアリティある佳作という印象

潜水艦物の見せ場ともいえる水上艦艇との駆け引きや派手な魚雷戦といったアクション描写は少なく、そういった面を期待すると肩透かしを受けます。
もっと言えばこの内容でこの邦題は無い (原題の直訳では、まず伝わらないので厳しいとしても、英題ママもしくは直訳でもよかったのでは)

史実では1940年4月にドイツの対潜哨戒艇3隻などとの戦闘が記録されているため、劇中で唯一の戦闘シーンはここを描いたと思われます。
その後は5月23日に出港後、一切連絡がないまま未帰還→6月8日に喪失認定(触雷沈没と推定)されているので、特に終盤は派手な戦闘描写もできなくこういう内容になってしまったのかなと
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