これは楽しみにしていた分、ガッカリが大きい。
もっと『アビーロードスタジオ』に纏わるエピソード等を深掘りしてほしかった。
特に前半はまるっきりビートルズ物語でしかなくて、言いたくはないけど所詮ポールの娘の作ったドキュメンタリーかと思ってしまう。
要はコンセプトがハッキリしていないのだ。
例えばピンクフロイドのシドバレットが精神を崩して復帰出来なくなったなんて、このドキュメンタリーを観るような人には常識だろうし、何よりアビーロードスタジオと何の関係もない話だ。
正直アビーロードスタジオに関するエピソードは薄いし、関連アーティストへのインタビュー内容も浅い。何でこれをテーマに作ろうとしたのかわからない。
単純に自分の父親に甘えようとしたんだろうな。