わるた

丘の上の本屋さんのわるたのレビュー・感想・評価

丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)
4.2
古本屋の老主人と、本好きな移民の少年の交流がじんわりと染み入る作品。
店主の厚意で借りた、たくさんの本を読み進むにつれて、思慮深くなっていく少年の瞳。
本の中に描かれる善いもの、美しいもの、強いものに触れて広がる世界。
店主の勧める本、特に最後の一冊に込められた願いに、見終わってからもしばらく泣いてた。
イタリアの美しい村の、緩やかに流れる時間にも心が浄化された。
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