心霊現象、連続殺人鬼、落下事故、大嵐と不幸のてんこ盛りのインドネシア産のホラー映画、どうやら続編映画だったようだけど、いろいろ同時に起こり過ぎてそこはあまり気にせず観ることが出来た。
エクストリーム事故物件で展開される恐怖の一夜。墓場の跡地に作られた高層アパートでエレベーター事故が発生大勢が犠牲となる。住人たちは大嵐が近づいている影響で夜が明けるまで多数の遺体と一夜を過ごさなければならない。
雰囲気はバッチリのホラー、ジメっとした緊張感が持続するのは邦画のホラーっぽさがあるし、『死霊館』シリーズのヴァラク様みたいなヤバい怨霊出てくるし、後半の阿鼻叫喚は『女神の継承』も思い出した。
観たシアターの影響もあるかもだけど、ややPOV感のあるカメラの揺れが激しすぎたり、画面が遠かったり暗すぎたりと、何が起こっているのか分かりずらい場面が多いのは少々残念。
登場人物の会話が意外と笑えるものが多くて、キャラクターは良かった。特に弟くんがマッチの火だけで遺体の確認に行かされるところとか好き。
