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呪餐 悪魔の奴隷のEirainのレビュー・感想・評価

呪餐 悪魔の奴隷(2022年製作の映画)
3.2
(マーケティングの関係か、)なんだか最近アジアン・ホラーが熱い!(なお、ジャパニーズ・ホラーは氷河期。。。)ということで、今回はインドネシア発のホラー『呪餐 悪魔の奴隷』を鑑賞。

ジャカルタ北部にある高層アパートでエレベーターの落下事故が発生し、多くの住人が命を落とす。大雨による交通機関の麻痺、アパートは1階部分が浸水とあって、埋葬されずにアパート内に多数の遺体が残される。不気味に静まり返った暗闇のアパートで、恐怖の一夜―――。

DVD再生、タイトルが表示される。「Pengabdi Setan 2」・・・「2」!?続編やったんかーい!!一応、本作だけで十分楽しめるレベルで理解は出来たので良かったが・・・これ、私みたいに続編と知らずに観た人多そう。

鑑賞後振り返ってみるとそこまで怖い描写はなかったが、鑑賞中は終始ドキドキだった。雰囲気作りが優秀。画面ブレや明滅は、演出としてはありとは思うが、もうちょっと抑えて欲しかった。見逃さないようにじっくり画面を観てたら、結構目にきた。

あとは"死"が平等なところが良かった。老若男女、妊婦であろうと"死"は平等に訪れるもの。忖度なしに描写してくれるのは好印象。(まあ文化的な違いで忖度する部分が違うだけなんだろうけどね。)

まだ続きそうなので、続編を楽しみにしておこう。あ、せっかくなので前作は観ておきたいな。
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