前作から大きくスケールダウンした本作。小さな世界で小さな争いが内輪ノリの様な展開で続きます。関係性特化とでも言うべきミニマムな世界観の意図は理解出来るのですが、やはり見せ場が少なく大きな盛り上がりもないまま終了です。
なのですが！「がっ！」ですよ皆さん。わざわざ続編を観る我々はこの映画に何を求めているのか？それは彼女達の日常といっても過言ではありません。ゆるゆるとアドリブの様な漫談の様な会話が楽しめればそれでいいじゃないですか。そう、物語は確実に縮小しましたが2人の（協会の連中も！）密度は格段に上がっています。この一生観ていられる掛け合いを楽しめればそれだけで満足なのです。
と、まぁ下町を舞台に繰り広げられるミスマッチな抗争や会話劇は面白かったけど、アクション含めやはり盛り上がりに欠けてましたねー。ずばりライバルに魅力がない（笑）対峙するくせぇ演出も紙一重で、観てるこっちが恥ずかしいのですが！
次は宮崎かー（0ﾟ・∀・）
「花束」や「Filmarks」なんかの笑える小ネタは健在なので次回作も楽しみです！
