あちゃん

ひとくず 新ディレクターズカットのあちゃんのレビュー・感想・評価

4.6




(っ'-')╮ =͟͟͞͞💣 ちぃさん ×あちゃん
‪‪
【胸糞重々突撃隊】




第25回『ひとくず』
一一一一一一一一一一一一一一一一一一

母親の恋人から虐待を受け続けている
幼い少女・鞠。ある日、鞠が電気も
ガスも止められている家に
置き去りにされているところへ
金田(カネマサ)が空き巣に入る。

一一一一一一一一一一一一一一一一一一



今年イチが来たぞ……
今年イチぶっ刺さった!!!
死ぬほど泣いたし大好き過ぎる。

ディレクターズカット版じゃない方は
評価3.9なのになんでこっち3.6やねん
納得行かん。






カネマサ、鞠、凛(鞠の母親)は
それぞれ幼い頃に虐待をされていた

愛し方を分からない
愛され方も分からない
普通の家族とはなんなのかも分からない

空き巣と母娘の変な関係性から
徐々に本当の家族のようになってくる





Vシネのような昭和の古臭さが
この作品とカネマサにはピッタリ。

どうしようもないクズな男。
不器用でぶっきらぼうで突発的で
だけどめちゃくちゃ子供には優しい。
話が進むにつれてカネマサという男が
愛しくて堪らなくなっていく。
カネマサにハマっていく。

ゴミを見るような目で
他人を見るカネマサが
鞠を見る目だけは優しくて尊くて
その目は大事なものを見る目だった。
過去の自分と重ねて居るのだろう。





訳分からんくらい
色んなシーンで泣いた。

中でも1番好きだったのは
焼肉屋でカネマサが泣くシーン
肉焼きながら泣くカネマサ……
カネマサはこんな家族に
憧れてたんだろうな

ラーメン屋のシーンも好きだし
朝ごはんのところも
カレーライスのとこも
チキンライス作ってるところも
アイスクリームなんか、もう……

多分この監督は
食事=家族団欒なんだと思う





「アイス食えば嫌なことも忘れられる」






カネマサ、鞠、凛と
同じような家庭環境の人や
人としてクズなやつ(ひとくず)には
おそらくぶっ刺さるであろう作品です

ひとくずでも更生することは出来る

何故ひとくずになってしまうのか
誰がひとくずなのか……



•*¨*•.¸¸♪•*¨*•.¸¸♪•*¨*•.¸¸♪

Đeär▹▸ ちぃさん
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
わたしの感性にぶっ刺さった〰︎︎!!!
滑り込みセーフ出来て良かったね!