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岸辺露伴 ルーヴルへ行くのMoのレビュー・感想・評価

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)
3.4
おそらく家で見たら大満足で観られるのだろうが、映画館で観ると物足りない。
NHKは映画のノウハウが無いのだろうか。

ドラマ版露伴に大きなスクリーンで会える嬉しさはあるし、高橋露伴がもう一度観られることはシンプルに嬉しい。

ただ、率直に言えば、映画にすることでドラマ版露伴の良さが無くなってしまったようで勿体無い、と思ったのが正直な気持ちである。

個人的には、この作品は、コロナ禍で生まれたこともあるかもしれないが、数が絞られたキャスト、スタッフ、ロケ地だからこそ、ストーリーや芝居、数々のこだわりの面白さがこれでもかと光る作品だと思っていた。
それゆえに、映画はルーヴルというビッグネームにやや頼りすぎた感を感じたし、120分という尺の使い方にやや悩んだようにもうつった。
もともとドラマ版の作り方が映画向きでは無いのかもしれない。
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