映画というよりテレビドラマSPのレベル。
原作のテンポの良さと迫力に比べて、はなはだ退屈。
特に最後のへっぽこな時代劇がなんとも長い。20分もいらんわ。もっとエピローグ的にさらっと終わらせないと。
思い出の下宿の女性が、原作にある説明を省いているため、情緒不安定のただのメンヘラに見える。少年を翻弄する痴女みたい笑。
ルーブル地下でのアクションシーンがポンコツすぎて笑える。役者演技もショットも。
テレビシリーズの時から感じていたが、この監督は思わせぶりな覗き見みたいなショット(いわゆるナメショット)の一辺倒で、アクションは絶望的に苦手なのだろうな。アクションの時までナメショット連発で呆れた。
編集者の泉が、テレビシリーズにも増して、おバカキャラになっていて残念。こんなに軽薄にすることないだろ。