けお

岸辺露伴 ルーヴルへ行くのけおのレビュー・感想・評価

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)
4.0
鏡が光を反射してみるものなら(?)
完全な黒にみるのは過去だ 自分の犯した罪や 先祖の侵した罪(カルマ)さえも 血の繋がりから逃れられるものはいない
この絵は邪悪で黒すぎる 自分の過去から 断ち切らなければ(?)
リアリティの追求
受け継ぐことの意味
二人の因縁 リバーシ
ディオとジョジョ
深淵を覗けば深淵が帰ってくる
ああこういうのが好きなのか

以下引用

バランスとは何によるものかあらためて考えてみたのだけれど、一言で表すなら「距離感」だと思う。表層ではなく本質を見極めて、間合いを慎重に管理するということだ。

岸辺露伴のルーツを辿りながら、邪悪な黒い絵によって彼の業が導き出されるという深淵の部分に黒よりも濃い黒を置くと言うのは、モノトーンでひたすら登場人物たちの影を描き続ける漫画家・荒木飛呂彦の真骨頂だろう。
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