ブルーレイで鑑賞。子どもの頃から何度も観てきたナウシカ。ナウシカの生真面目に、真っ直ぐに人や王蟲や虫たちと接するところが好きだったんだ、またそこに苦しさも感じていたんだと気づきました。真摯に向き合えば、温かい眼差しがあれば、必ず心は通じ合うことを信じたいと思う作品です。原作は、この映画を観てから読みました。映画は分かりやすさが必要で、ナウシカを聖人のように映し出しますが、映画の後を描いている原作では、苦悩するナウシカやクシャナなどじっくりと描かれています。人を魅力的に描く宮崎作品、とくにコナンから紅の豚の頃の、清々しいキャラクターが憧れでした。ナウシカで投げかけ、もののけ姫で出した一つの答えがあったように思った人と世界の付き合い方。大好きな宮崎作品の一つです^_^
