ザ・スミスでした、じゃないや、ザ・キラーでした。2023年にアメリカでつくられたデビッド・フィンチャー監督作品。殺し屋が暗殺に失敗してしまい……。
昨日『ジョン・ウィック チャプター2』を見て「世界にはどんだけ殺し屋がいるんだ?」って思ったわけですが、これまたその続きみたいなお話でした。
となりの老夫婦も優待券消費組(それ系の人いっぱい)だったのでしょう「何この映画?」「ぜんぜんわからんな」と吐き捨てるようにして席を立って行きましたが、まぁたしかにこれはデビッド・フィンチャーのスタイルを愛でるというか、もっといえばザ・スミスのミュージックヴィデオを楽しむというかね。
ゆえに音楽が素晴らしい。抜けの良いスネアドラムが心地良い。あの殺し屋さんは滝行からやりなおしだな。もしかして原作は久住さんの漫画だったりして。ならば良し!