あべきょ

ザ・キラーのあべきょのレビュー・感想・評価

ザ・キラー(2023年製作の映画)
4.0
Netflix公開前の先行上映を駆け込みで鑑賞。

デイビッド・フィンチャー監督で、暗殺者が主人公のネオノワール作品とあっては、一足先に観ないわけにはいかず、それだけに期待値も高かったが、冒頭からミニマルかつリアリスティックで引き込まれる。

間違いなく「ジェイソン・ボーン」の系統なので、本当に堪らない。

シネマート新宿のブースト上映で観れたのも本当に良かった。銃のカチャカチャ音から、肉弾戦の迫力まで、BGMなどの演出も最低限だからこそ、音にこだわった環境でぜひ観てほしい。
(特に作中唯一の肉弾戦のシーンは、音圧もカメラワークによる臨場感かを半端じゃなくハイクオリティ...!)

所々主人公が好んでかける曲が全部The Smithなのも良かったポイントで、パリから始まるフランスっぽい雰囲気の演出にもすごくマッチしていたと思う。
(英国出身のバンドだが、何処と無くフランスっぽい雰囲気があると個人的に思っているので)
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