人をわかるってどういうことだろう?
確かに、自分のこともわかっていないかもしれないのに、他人をわかるということを理解するという難しさ。
今作は原作があるため、今泉監督節の会話劇はやや少なめな印象。
時折、挟まれるかなえが水の中に入るシーンはこれまでの今泉作品ではあまり見られないシーンだった気がする。
山崎さんのとても軽い(登場人物の中でたぶんいちばん軽い)様子なのに、吐き出る言葉がいちばん深いのが面白い。
堀さんの抱えていたことを吐き出す場面は泣ける。
今泉力哉監督の舞台挨拶付きも鑑賞!
パンフレットにサイン書いてくださいました!