このレビューはネタバレを含みます
※原作は未読
観終わって前向きなトーンを受け取ったつもりだけど、
じわじわーっとなんだか不穏な気配をまとっている感覚が拭えず、そこも含めてすごく面白かった…。
「突然現れた謎の男」となるともう「淵に立つ」の浅野忠信のイメージなんじゃが…と思いながら堀を見ていました(スマヌ)。
え…あれって?とか色々勘ぐっちゃうんだよね。
それくらい、井浦新さんの堀の佇まいというか、表情、話し方、立ち姿、歩き方がなんか危うさを感じさせて、すごいなと。
だんなさんの悟のことを、結局許すのはなんだか釈然とはしないけど…
腹も立つけど、ひどいことされたけど、やっぱりどこかグレーなところを残していくしかなかった…かなえの気持ちもわかる気がする…。
あと、ワンちゃんがとっても可愛かったよ~~名役者(犬)!!!