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神さま聞いてる?これが私の生きる道?!のARのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

思春期にまつわるエピソードの羅列にちょっと小っ恥ずかしさを感じさせつつも、コメディとしてうまく機能しているのですこぶる面白かった

12歳そこそこの設定にも関わらず第二次性徴、性の知識、セリフが遠慮なく描写されるので驚き
女子グループ内で雑誌のプレイボーイを見る流れを知れる

ダンスをするマーガレットたちを見る、ナンシーのラストの切ない表情も良くて、早熟のローラへの感情は羨望だったのかなと

一方で神にまつわる映画でもあって、マーガレットが家族間での宗教の対立を目の当たりにすることで、ユダヤ教でもキリスト教でもない神の本質というものを知ることができる
また父方の母(ユダヤ教)をキャシー・ベイツというキャスティングに対して、母方の両親(キリスト教)は一般人感が強いのが、典型的なアメリカ人性を浮かび上らせてるように思える

ユダヤ教の礼拝に行ったマーガレットの気持ちは、高校時代初めてキリスト教の礼拝に参加した自分に少し似ていた

母親役を演じたレイチェル・マクアダムスは白眉
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