このレビューはネタバレを含みます
物語は単純。友達のバレリーナを死に追いやった悪者たちをスーパーな戦闘力をもった少女がつぎつぎ倒して行く。「イコライザー」とか「ジョン・ウィック」とか「ミスター・ノーバディー」のような「舐めてた相手が殺人鬼だったもの」の映画と言えなくもない。
しかし、映像や挿入される景色がやたら美しい。殺伐として暴力シーンから突然美しい朝焼けに移ったりするところが面白い映画。
アクションは飽きない。またマフィアのボスと思われる、大物の死に方のあっけなさは斬新でいい。最初の雑貨屋での戦闘シーンもつかみとしては最高。
かなり優秀な監督の作品と感じた。他の作品も観てみたい。