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ペイン・ハスラーズのblueのレビュー・感想・評価

ペイン・ハスラーズ(2023年製作の映画)
3.6
アメリカで実際に起こった、オピオイドという麻薬性鎮痛剤に関係する訴訟問題をベースに作られた作品です。少し前に鑑賞した『クライシス』も切り口は違いますが、同じくオピオイドにまつわる作品でした。

色んな視点で楽しめる映画だと思います。エミリー・ブラント演じる主人公のシングルマザーが、ストリップダンサーから成り上がるサクセスストーリーとして。アメリカの製薬会社と処方箋を書く医師との癒着。主人公と母親の関係、更に主人公と娘の関係も重要な要素でした。

そして忘れてはいけない、ゲスいクリス・エヴァンスが見られます。あの高潔なキャプテン・アメリカを演じた彼が!ノリノリのヒップホップを歌うシーンもあり。こういう役も楽しんでいる感じがいいですね。

それにしても、私たちが信じるしかない製薬会社が、陰でこんな事をしていたとはとても恐ろしい。ここ数年でワクチンを複数回打つ事もあったので、余計にそれを感じました。
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