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宇宙人のあいつのIKUZAGIEのレビュー・感想・評価

宇宙人のあいつ(2023年製作の映画)
2.6
映画のタイトルと出演陣に魅かれて鑑賞。真田家4兄弟はそれぞれが個性的でまあまあ面白かった。映画はいちおうSFコメディ。あとナンセンスコメディですかね。会話でやたらダジャレをぶち込んでくるのは、台本なのかアドリブなのか。何気ない会話の中で、さりげなく笑いに持ち込もうとするのは良いのですし、あからさまでワザとらしい笑いもそういうものだと思って観てるので、あまり気にならなかったのですが、終始画面の色が気になって、いまいち乗れませんでした。なんでしょう…ウォン・カーウェイ目指したんでしょうか?やたらと緑っぽい画面がジメジメした印象で、笑いあり涙ありの楽しい映画のはずが、全然スッキリしなかったです。とはいえ、これは個人的な意見です。というのも、映画内で起こる一挙一動すべてに笑っている人がいらっしゃった。あまりウケているので、「さては出演者か制作者の親族か?」と思ったほど。そうでなければ、笑いの少ない過酷な人生を送ったか、地球(日本)の笑いに慣れてない宇宙人か。とにかく最初から最後まで全弾被弾していた。そうか、ハマる人にはハマる映画なのだろう。あなたはどっちだ!?
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